大型バイクの2大メーカーBMWとハーレーのエンジン

BMWバイク

BMWは世界的に人気の高い大型バイクのブランドです。車のイメージが強い傾向がありますが、年間のバイク製造量も非常に多いです。元々は1916年にドイツ人のタフ・オットーによって、航空機のエンジンメーカーとして設立されたのが最初です。その後、1917年にBMWという社名に変更されました。

ドイツ製の自動車同様、壊れにくい丈夫さが特徴で、大型バイクには縦置きの水平2気筒エンジンを搭載しています。これは別名ボクサータイプとも呼ばれ、シリンダーが左右に突き出しているのが特徴です。BMWの大型バイクの多くが、このタイプです。主な車種としてRシリーズやKシリーズ、Fシリーズなどがあります。

一方、日本でも目にすることの多い海外メーカーのハーレーは、正確にはハーレーダビットソンと言います。多くのカスタムを施して乗るのが好まれており、純正のハーレーを探す方が難しいと言われるほどです。ハーレーは1903年に、アメリカ人のウィリアム・S・ハーレーと友人のアーサー・ダビッドソンによって、設立されました。尚、当初は原動機付自転車の開発などを行っていました。

現在のハーレーは、トルクを重視した大排気量空冷V型ツインを搭載し、ハーレーならではの振動音や鼓動感が、多くのファンの心をつかんでいます。また、乗車姿勢がゆったりしていることも特徴です。主な車種に、HARLEY-DAVIDSON STREETやSPORTSTERがあります。