税金面でハーレーとBNWの二大海外大型バイクを比較

海外で大型バイクを製造している自動車メーカーとしては、アメリカのハーレーダビッドソンと、ドイツのBMWがよく知られていますが、もしこれら2つのメーカーから自家用の大型バイクを購入する場合、税金はどれくらいかかるのでしょうか。

ハーレーの場合、現在販売されているモデルすべてが大型自動二輪車に分類されるため、購入をすると毎年6,000円の軽自動車税を納める必要があり、国内で新車を購入した時や個人輸入した車両を新規登録する時には3年分の自動車重量税として5,700円を、それ以降は車検を受ける度に2年分の自動車重量税3,800円を納付しなければなりません。また、税に準ずるものとして、11,520~14,690円の自賠責保険料も支払わなければなりません。

一方、ハーレーより多くの種類のバイクを製造しているBMWは、排気量が250ccを超えていて、道路運送車両法上における二輪の小型自動車に分類される車両であれば、所有時にかかる税金はハーレーとまったく一緒となります。しかし、BMWは250cc以下の軽二輪に分類されるバイクの製造も継続しており、このような小型の車両を手に入れた場合は税の課され方が少し変わります。軽二輪は車検はありませんが、新車登録時に4,900円の重量税を納め、以後は毎年軽自動車税として3,600円を納めることになっています。重量税と軽自動車税の負担が軽い一方で、自賠責保険料は保険期間が24ヶ月だと12,220円、36ヶ月では15,720円となっており、大型バイクを所有するときより金額が高くなっています。