BMWの大型バイクのそれぞれのシリーズ

現在ライダーの間で人気急上昇中のBMWの大型バイクですが、現行モデルでも排気量やタイプなど様々な車種がラインナップされています。

まずは一番車種の多い1200ccのクラスはRシリーズと呼ばれ最も人気があります。その内訳には代表的なデュアルパーパスのモデル、ネイキッドのモデルや少しレトロ調なデザインとなったもの、スポーツタイプのカウルを装着したものやツアラーまでラインナップされています。このクラスのエンジンは水平対向空冷2気筒という独特のもので、BMWの象徴的なものとなっています。

エンジンの最高出力は125馬力、一日に1000キロを走る事もあると言われるヨーロッパのツーリングでも疲れない走りが魅力です。また、一番排気量の大きい1600ccクラスはKシリーズと呼ばれ、四輪のF1で培われた技術を用いた水冷並列6気筒というエンジンを搭載、まさにフラッグシップと呼べるクラスで、160馬力を誇るエンジンは低回転から大きなトルクを発生します。このクラスには現行ではツアラーが3車種ラインナップされています。

また、1000cc並列4気筒エンジンを搭載したSにはデュアルパーパスからロードスポーツまで3種類、Rの次に種類の多い700cc~800ccのFにはデュアルパーパスを中心にロードスポーツなど7種類ラインナップされていますし、BMWの大型バイクというカテゴリーでは意外かも知れませんが、650ccのCというスクーターもラインナップされています。