オーディオ文化がとにかく盛んなアメリカにおいて、運転しながらミュージックを聞きたいという欲はけして避けられるものでないようです。それは自動車を運転している時のみならずバイクの運転時にも同様のようで、1980年代、他のバイク会社に先駆けいち早くオーディオキットを搭載したバイク(エレクトラグライド)を発売したのがハーレーでした。
以来、現代に至るまでハーレーとオーディオキットは切っても切れない存在であり続け、例えば日本製バイクの場合、取り付けられる純正のオーディオキットというのは非常に数が少ないですが、ハーレーの場合は純正のものだけで数十種類、他社製のものを含めれば、それこそ数えきれないほどのオーディオキットが発売されています。
しかし、折角ハーレーに乗るのなら、是非純正オーディオキットを利用するのがおすすめです。ハーレーの魅力は何といってもそのデザイン。純正パーツなら美しいデザインを崩すことなく、バイクのフォルムを楽しめます。さらにデザイン性だけでなく、操作性、音響といったオーディオ機器として外せない部分を見ても、純正パーツがおすすめです。
ハーレー向けオーディオキットで最近主流なのが、スマホとリンクし音楽を流せるタイプのもの。ハーレー純正の最新オーディオキット「ブームボックスオーディオ」には標準でBluetoothが搭載されており、スマホに保存したミュージックを普段利用しているプレイヤーの操作性のまま、ハーレー上で流す事ができます。もちろんオーディオにはこだわるアメリカ製だけあって音質も最高峰。
「バイクで走りながら音楽を流す」事に特化してアンプ調整されており、音量を上げても歪みなく音源に忠実なサウンドが楽しめます。
オーディオキットからアンプキットまで、すべてを純正品でカスタマイズしたハーレーはまさに「走るビートボックス」。ミュージックにこだわるアメリカンバイクのパイオニアとして、他に比肩するもののない、最高の音楽体験ができる事でしょう!