普段の移動からツーリング等の趣味まで、幅広い用途に利用できる大型バイクが最近では増えていますし、特にハーレー等は、そのデザイン性の高さから、乗っているだけで注目をあびることができますし、所有することで満足感を得ることもできます。
ハーレーといえば、排気量が1000ccを超える大型バイクを多く販売していますが、このような大排気量のバイクに乗るためには、どのような免許が必要となっているのでしょうか。現在の日本の制度では、排気量別に、普通自動二輪の小型限定(125ccまで)、普通自動二輪(400ccまで)、大型自動二輪(排気量による制限なし)と3段階に分かれていますし、さらにそれぞれの段階ごとにMTとAT限定とに分類ができます。
ハーレーなどの大型バイクに乗るためには、大型自動二輪の免許が必要となっているので、ハーレーに乗ろうと思ったら、教習所に通うなどをして、大型自動二輪に乗れるようにしておく必要があるのです。但し、ここで注意したいのが、大型自動二輪でもAT限定ではなく、必ずMTを取得する必要がある、ということになります。
大型自動二輪は、MTで取得すれば排気量の制限無しで、どんなバイクにも乗ることができますが、AT限定で取得をすると排気量が650ccまでのAT車しか運転ができないという制約があるのです。間違えないように、教習所に通う等をする前に、しっかり確認をしておきましょう。なお、教習所で大型自動二輪を取得するためには、事前に普通自動二輪を取得する必要があるケースも多くなっているので、その点にも注意が必要です。